目次
永遠なる綱渡りをめざして 民衆の創造力の復権に向けて 民衆演劇とアジプロ劇 「演劇の十月」再考 革命の街頭芸術 アレクサンドル・ブロークの夏 予言の鳥「ガマユーン」は歌う 忘れられた詩人・歌手 ロマンスの歴史の断片 「黄色いバビロン」のロシア人 ドミトリイ・チョームキンと群集劇、西部劇 パガニーニの帽子 パトロネージュの黄金時代 美術史の巨大な胃袋 ソ連における言論の自由とは何か ソ連におけるエコロジー運動とは何か ソ連における「報道の客観性」とは何か グラスノスチはどこへ行くのか インテリゲンチャはどこへ行くのか メディアはどこへ行くのか 黒いロシア トーポリの舞うモスクワで ガリツィアの小さな町で キエフの坂道で 絵画の大ロシア主義 イーゴリとの対話 聖者の帰還 露天の古本 頽廃の匂いの町 地下都市の秘密 バービエ・リェータの哲学散歩 アイスを片手に シベリアの冬 アボーシカおばさん アルバート通りの骨董屋 マースレニツァ 救世主寺院の再興 新興宗教の時代 対独戦勝記念日 復刻盛んな出版界 世紀末の画家〈ヴルーベリの間〉 〈十月十九日書店〉と街の古本商 三〇年代の記憶 復活する旧地名 詩人ニコライ・ルプツォフについて 女性詩人ヴィトゥフノフスカヤ事件について アルマトィの街角で
「主よ、憐れみ給え」の声が ブライトンビーチの波打ち際で イヴァノヴォの女性たち 苛酷な時代の刻印 古書オークション体験記 古書に憑かれた人びと ショスタコーヴィチの夕べ 「ボリス・ゴドゥノフ」註釈本の面白さ プーシキン決闘の地 任命された国民詩人 真冬の夢の館