目次
はじめに
第一章 親との同居、地球との同居
○老いの暮らしと古い家
○戦後の急造住宅と街並みの変化
○借地権の解消方法をどう選ぶか
○同居と親孝行との関係
○地球の親孝行息子になろう
○エコハウス計画、始動
○地球温暖化対策の担当課長に
○正々の旗、堂々の布陣
○限界に直面した炭素本位経済
○対策を避ける言い訳は、いっぱい
○削減対策が描けない、家庭からの排出増
○ついに円形脱毛症となる
○そこで、エコハウス
第二章 トラブル頻発、着工への道のり
○まずは、道路
○頼りなかったハウスメーカー
○設計者決定
○老人の希望とは
○古家の解体とリサイクル計画
○地盤の調査と意外な結果
○工事開始、トラブル続出
大胆な規制と抜本的な制度改革が必要
第三章 こうなりゃ目指すは、フルコース
○エコハウスの基礎体力1―基礎と構造
○エコハウスの基礎体力2―断熱対策
○エコハウスの基礎体力3―気密対策
○エコハウスの基礎体力―素材の選択
○太陽熱の利用をまっ先に考えた
○目黒のサンマ。太陽光発電は北屋根で
○CO2フリー、薪ストーブは働き者
○COPを知っていますか
○照明のCO2も削れるか
○雨水、風呂場排水も積極活用
○化学物質を減らすには
○在来種、郷土種を使った緑の家
○三十項目を超える取り組み、そして、それでもできなかったこと
○エコとは関係ない工夫もあった
太陽光発電をもっとよく知るために
第四章 地球へ払う家賃。高いか、安いか
○エコハウス化で増えた建築費用は
○フルコースのエコ費用は総額の十四%
○補助金を積極的に利用して、初期投資を軽減
○光熱水費の軽減で、初期投資を大きく回収
○むしろ地球には家賃を払うべき
第五章 祝・京都目標達成
○大気中のCO2はどう測る
○家庭から排出されるCO2の測り方
○CO2排出量も、光熱水費も、四〇%以上カット
○悪化する電気の排出係数。血と肉は分けられない
○削減の稼ぎ頭は断熱。次は太陽熱利用
○北屋根は南向きに比べ、五五%の発電パフォーマンス
○月別排出量でわかる自然エネルギーの威力
○風車は、一日で二十七ワット時の発電
○玉石混交、家電製品のパフォーマンス
○ダイナミックな地下水の世界
○住み心地だって計測できる
○絶対評価では不満。エコの道はなお奥深い
第六章 もっとエコにならんかい!
○トイレ禁止令
○台風直撃、雨漏り発生
○節水大作戦
○消し忘れ電灯の退治
○暖房中のエアコン、なぜ寒い
○ダイレクトゲインを減らす
○自然エネルギーをさらに利用
○もっとエコのお宅から、アイディアを頂戴する
年に1度、2月頃にデータのチェックを!
第七章 エコハウスを当たり前に
○環境マインドをルールに取り込む
○住まいと環境の繋がりを身近に体験する試み
○エコハウスへのハードルを下げるために
○エコハウスの資産価値を高めるには
○エコハウス支援の財源は
○知恵への対価を正当に評価する
○エコハウスを活かす都市づくり、国土づくり
持続可能な住宅・イギリスの取り組み
あとがき
◇エコハウスづくりや地球環境を守る取り組みを進める上で役立つ参考図書・ウェブサイト
◇地球温暖化防止のための国際約束早わかり
◇索引