目次
収斂する法-秩序形成の諸相 総説
享保期の養子法の改革と仮養子制度
明治初期における監獄制度の一転機
明治一四年「改正監獄則」下における監獄行政の展開と明治二二年「監獄則」制定への準備
Poena extraordinariaと自由心証主義
年紀法の再検討
江戸幕府裁判制度に関する一考察
ドイツ絶対主義領邦における村役人
秦・漢における亭の治安維持機能
「獄成」の現場
拡散する法-社会のダイナミズム 総説
初期中世日本の「裁許状」の機能について
湯起請をめぐる室町人の意識
中世南フランス都市トゥールーズにおける公証人と法実践
都市法の内と外
『延暦儀式帳』撰進と弘仁大神宮式編纂の政治的背景
ビザンツ帝国を救うべき新法
ドイツ王権による修道院保護とシトー会総会
司法政策と社会調査
越境する法-法のダイナミズム 総説
井上毅の参事院構想
中華民国民法親属継承編起草作業と慣習調査
帝国日本の行政救済法制
日本における法専門職の確立
占領管理体制の法的特質
対流する法-概念と実践知 総説
オットー・ギールケとフーゴ・プロイス
英国における独立契約者(independent contractor)概念形成前史
明治前期における「自然後見」概念と「家」原理
「条理」の法思想史
清代秋審条款考 「中華民国」における訴訟知識の伝播
アルトゥール・ヌスバウムの法事実研究
