目次
はじめに--爆発的進展のさなかに研究の流れを見極める
第1部……神経科学と理論研究のインタラクションは何を生んだか
1 神経科学との出会い なぜ、数理であり、物理であり心理であるのか
2 前電気生理学の時代から電気生理学の時代へ
3 電気生理学の時代
4 神経科学前夜
5 神経科学の時代
6 神経科学の将来
幕間の解説……理論神経科学史のアウトライン 二つの対談を理解するために
1 精神の座としての脳
2 神経回路とその機能(1940年代の「理論」)
3 パーセプトロン(1957-60年代)
4 ホログラフィックメモリー(1960年代)
5 連想記憶モデル(1960-70年代)
6 自己組織化モデル(1970-80年代)
7 コネクショニズム(1980年代)
第2部……ニューロコンピューティング研究は何を生んだか
1 爆発的発展の前夜の暈気
2 「バイオニクス」の時代から「コネクショニズム」前夜まで
3 「コネクショニズム」の時代
4 ニューロコンピューティングの現在と課題
索引
ホムンクルス Homunculus
電気生理学のインフラを築いた人々--ヒル、カハール、ゴルジ
隔絶法
古典的条件付けとオペラント条件付け
ホジキン-ハクスリー方程式 Hodgkin-Huxley equation
「コラム(機能円柱)」の発見
コドン仮説
デイビッド・マー David Marr 1945-1980
神経情報のコーディング問題と情報操作
パーセプトロン perceptron
ホップフィールドモデル Hopfield model
誤差逆伝播法 Backpropagation of errors
ローカルミニマム local minimum
自己組織化マップ Self organizing map (SOM)