目次
口絵
まえがき
第1章……動物たちから見える世界
1 動物たちの色の認識
2 形の認識
第2章……「モノ」を扱う——物理的知性
1 迷子にならないために——ナビゲーション
2 頭を使って推理する——推論
3 数える、計算する——動物の数認識
4 未来を思い描く——計画立案
5 道具の意味を理解する——因果認識
第3章……欺く、協力する——社会的知性
1 ヒトはなぜ賢くなったか——社会的知性仮説
2 他者をだまして得をする——競合的な社会的知性
3 他者を助ける——協力的な社会的知性
4 動物はほんとうに心を読んでいるのか——欺きや協力を支える下位過程
第4章……意識と内省
1 これで合ってるかな?——確信のなさの認知
2 憶えていたかな?——メタ記憶
3 何があったんだっけ?——エピソード記憶
4 あしたに備えて——未来への心的時間旅行
引用文献
あとがき——心の相対論
索引
コラム01 心って何?
コラム02 実験室とフィールド
コラム03 霊長類の中のヒト
コラム04 身近なものほど区別がよくつく
コラム05 イヌの知性
コラム06 ピコの虹色家族