目次
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地 図
目 次
凡 例
序 章
第1章 中国ムスリム史および中国イスラーム史概観
はじめに
第1節 中国ムスリムの登場
第2節 「中国的」イスラームの形成
第3節 「中国的」イスラームの特徴
第4節 19世紀の中国ムスリムとそのイスラーム
章 結
コラム1 経堂教育の近代
コラム2 存在一性論にもとづく存在顕現のプロセス
第2章 イスラームの「漢訳」における中国伝統思想の浸潤
--劉智の「性」の朱子学的側面
はじめに
第1節 「性」の基本的相貌
第2節 「性」の朱子学的側面
第3節 朱子学的「性」が構想された理由・意義
章 結
第3章 17・18世紀中国内地におけるスーフィズム
はじめに
第1節 中国ムスリムの導師たち
第2節 中国ムスリムのスーフィズム実践をめぐる言説
第3節 中国ムスリムの道統をめぐる言説
章 結
コラム3 スーフィーとしての馬明龍
第4章 中国ムスリムの法学派観
はじめに
第1節 納家営清真寺アラビア語碑文訳注
第2節 碑文製作年代の推定
第3節 納家営清真寺アラビア語碑文にみえるハナフィー派絶対正統主義
第4節 その他史料にみえるハナフィー派至上主義
章 結
付録1 納家営清真寺アラビア語碑文テクスト
コラム4 中国の『四節』
第5章 イスラームと中華のあいだを生き抜く
--19世紀雲南におけるイスラーム法探求
はじめに
第1節 馬_キ新と「戦争の家」での離縁
第2節 聖戦をめぐる馬聯元の探求
章 結
第6章 中国民間所蔵ペルシア語スーフィズム文献
--『霊智の要旨』
はじめに
第1節 『霊智の要旨』の概要
第2節 『霊智の要旨』と『綱常』との対応関係
第3節 『霊智の要旨』の著者 内丹道教と対話する何者か?
章 結
付録1 『霊智の要旨』訳注
付録2 『霊智の要旨』ペルシア語テクスト *影印後付
コラム5 内丹道教のことばに彩られた漢語イスラーム文献
第7章 スーフィズムとタオイズム
--19世紀中国西北部における対話
はじめに
第1節 『綱常』「三五一解」と朱元育『悟眞篇闡幽』
第2節 『綱常』「三五一解」と「吸呼解」
第3節 『秘中の至秘,諸光の顕れる所』
第4節 『綱常』「三五一解」の真相
第5節 「坎離六倒」のもうひとつの意味
第6節 「河圖」の意味
章 結
付録1 楊保元『綱常』と朱元育『悟眞篇闡幽』の比較
付録2 『綱常』「三五一解」訳注
付録3 『秘中の至秘』の関連記述
第8章 清代中国ムスリムのペルシア語文化受容
はじめに
第1節 ペルシア語文化の影響
第2節 貧弱なペルシア語識者層
第3節 ペルシア語による著述を抑制したアラビア語の威信
第4節 明代におけるペルシア語の地位
第5節 開封におけるペルシア語の地位の変遷
章 結
第9章 中国におけるペルシア語文法学の創成
はじめに
第1節 中国におけるペルシア語文化の衰退
第2節 『風』の雛型 『知れ』とその類似作品
第3節 『風』と『知れ』
章 結
コラム6 『風』『探求の道』について
終 章
第1節 中華と対話するイスラームの歴史的展開と今日的意義
第2節 今後の課題と展望 中華と対話するイスラームの近代
あとがき
文献一覧
事項索引
人名索引
書名索引