目次
終わりなき途上で‐臨床哲学という試み (鷲田清一)
第1部 動き出す
1.区切りをつけること‐臨床哲学をどう語るのか (中岡成文)
2.さまざまな現場への取り組み‐介護、ケアと臨床哲学 (中岡成文)
3.〈書かれたことば〉を聴きながら‐‐刊行物『臨床哲学』と『臨床哲学のメチエ』から (本間直樹)
幕間
外の語り 「これはそもそも学問なのか?という疑問は、外からも来るし、内側からも常に発生する」 (小林傳司)
内の語り 「それを臨床哲学として考えることには 欺瞞のようなものを感じざるをえなかった」 (紀平知樹)
第2部 動きを/動きながら
1 .現代社会の組織/運動としての臨床哲学 (中岡成文)
2 .知ること/動くこと (中岡成文)
3 .考える故に、 (本間直樹)
4 .行為としての哲学 (紀平知樹)
第3部 どこに向かって (本間直樹、中岡成文、浜渦辰二)
1.入口はどこか?—大学という制度の内と外で
2.何がいかに学ばれるのか?
3.哲学のはたらく場所とは?
4.それぞれの臨床哲学
5.ライフスタイルのなかで実践される哲学
あとがき (本間直樹、中岡成文)
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