目次
第一部主権の論理
一 主権の逆説
二 主権者たるノモス
三 潜勢力と法権利
四 法の形式
境界線
第二部ホモ・サケル
一 ホモ・サケル
二 聖なるものの両義性
三 聖なる生
四 生殺与奪権
五 主権的身体と聖なる身体
六 締め出しと狼
境界線
第三部近代的なものの生政治的範例としての収容所
一 生の政治化
二 人権と生政治
三 生きるに値しない生
四「政治、すなわち人民の生に形を与えること」
五 VP〔人間モルモット〕
六 死を政治化する
七 近代的なもののノモスとしての収容所
境界線
解題=閾からの思想-ジョルジョ・アガンベンと政治哲学の現在 上村忠男