目次
周作人とエフタリオーティス
「意境」と「越境」
李叔同の出家と断食
芥川龍之介「支那趣味」の変容と解消
ある魯迅翻訳者の生涯
瞿秋白『多余的話』について
中華人民共和国建国前後の茅盾
近代中国におけるマスツーリズムの黎明
民国期の「文学青年」イメージをめぐって
日台比較文学研究による帝国・植民地一九三〇年代の記憶の調査
革命・戦争と女性
日本・中国・台湾文人の眼差しの中の舞踊家・崔承喜
混淆・越境・オリエンタリズム
台湾文学における魯迅
日常を求める虚無僧
一九七〇年代末台湾における皇民文学の再認識
鄭清文と児童文学
直木賞受賞までの邱永漢
『漢』文『和』読法
白先勇「一把青」の女性表象再考
龍應台作品における離散とポストメモリー
中国映画における女子大生の宿舎文化
「そっくりさん」映画の時代
中国村上チルドレン作家の成長
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』論
中国語訳・韓国語訳からみる村上春樹文学の受容
「八〇後」作家の映画製作進出と現代中国文化市場