目次
消費者契約法制の進展と消費者法、民法の課題 消費者契約における人間像 消費者契約法における契約締結過程の規律 契約締結過程の規律の進展と消費者契約法 消費者契約法4条の「重要事項」の意義 「不利益事実の不告知」についての判例の進展 困惑惹起行為と不招請勧誘の規制 消費者契約法における契約内容の規律 学納金返還請求訴訟の意義と問題点 更新料条項と消費者契約法10条 保険料不払いによる失効と消費者契約法10条 消費者契約法10条の前段要件と後段要件の関係 消費者契約法の改正課題 情報提供ルールの生成 情報提供義務論の現状 情報提供義務と損害賠償 錯誤・詐欺と情報提供義務 錯誤、不実表示、情報提供義務 不当条項と民法改正 非典型契約における内容規制 複合契約についての2つのアプローチ 交渉補助者等の行為による責任 継続的契約と民法の改正課題 民法改正と消費者の権利の実効性確保 総括ー民法〈債権関係〉の改正に関する中間試案の検討