目次
Ⅰ
「老い」と「日なたと日かげ」と
教育ショック 幼稚園
大和郷幼稚園を語る--学制体現者として
「源氏物語絵巻」とコカコーラ 益田鈍翁
たじろぐ--高村智恵子のこと 智恵子の切り絵--レモン会20
医者のむすめ 父
擬似的時間としての平成二十年
オノ・ヨーコさんの力
安藝基雄先生のこと--饗宴の時
椎を踏むな 銀杏を踏むな--「古典の日推進フォーラム」 古典の世界に飛び込もう
新しい人の誕生--天変地異と日本 黒崎幸吉先生
祈りの場--柏木と戸山 内村鑑三先生
Ⅱ
「眠り」の文学--枕草子
中宮様のことば
「蟻通の明神」は日本を救った
消えた章段--能因本『枕草子』の問題
『枕草子』の空間--中宮定子と清少納言
『源氏物語』と絵と筆跡と 『むらさき』巻頭言
草の庵をたれかたづねん
黒髪のみだれ かきやりし髪
物語(源氏物語以後)
島本達夫編著『だれも読まない2--本朝古典文学瞥見』
AERA Mook「源氏物語」がわかる。深遠と通俗の両面が鮮やかに躍動する
Ⅲ
志は高く自在に--師関根慶子先生
『低き心高き志』おわりに
語らぬひと 佐野眞先生
歌から源氏へ、源氏から歌へ 吉岡曠氏
鈴木一雄先生の鬼
高橋新太郎『杜と櫻並木の蔭で--学習院での歳月』はじめに
『目加田さくを先生追悼文集』関根賞運営委員会編 はじめに
旗を掲げて戦う『目加田さくを先生追悼文集』
松尾聰--デモンと論理 「むらさき」源氏物語を伝えた人々
松尾聰先生の古典遊び
池田利夫氏 追悼の記 硬い骨を持つひと
Ⅳ
阿部先生と高校生
旅立ち
選択と決断
新しい研究室にて
見事な上級生
文学は「雑誌賞」に生きている
言葉のある場所
「信濃木崎夏期大学」の先生たち--結んで開いて
源氏物語講座--「つわもの」との遭遇
面対ショック
人 INTERVIEW
*
「国劇部」と「歌舞伎研究」と
「中村雅楽」「鎌倉三代記」「富十郎氏」「諏訪先生」「吉田さん」
『御所桜』と浮遊と
扇雀の匂ふしぐさよ
おお、これこそ「沙翁」だ--オセロー学習院女子大学公演によせて
Ⅴ
靖子さんを思う マリヤ平塚靖子の思い出
話しことばを創る--奥山彰子先生を偲ぶ [特集]学習院の国語教育
故玉井由美さんのこと
阿部俊子先生--可能性の挑戦者
悲しみの極みに--松尾聰氏
松尾聰先生 お別れの言葉--弔辞
秋山虔先生の「いったい」
三角先生の深淵
初出一覧
あとがき