目次
第1、2章:音階で、こんなに豊かに!-弦楽セレナード・その1、その2/第3章:この曲集は、寒い!-「四季」~12の性格的描写/第4章:骨組み似ていて肉付けちがう-弦楽四重奏曲第1番/第5章:若い緊張感に満ちて……-交響曲第1番「冬の日の幻想」/第6章:文学の蓑を着て、やりたいことを―幻想序曲「ロメオとジュリエット」/第7章:シンプルな民謡を大建築に-交響曲第2番「ウクライナ」/第8章:言葉、文学性への感受性が……-歌曲「憧れを知る者のみが」ほか/第9章:新しい道を開拓!-バレエ「白鳥の湖」/第10章:哲学的?高邁?それとも気負い?-幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」/第11章:サブタイトルを消して聴こう-交響曲「ポーランド」/第12章:編曲を、楽しんだな!-組曲第4番「モーツァルティアーナ」/第13章:穏やかに、しかしラストは……-ヴァイオリン協奏曲/第14、15章:下降を書こう!充実の名作―交響曲第4番/センチメンタリズムの真骨頂!-ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思いでに」/第16章:注文に応じつつ、たくさんの工夫―バレエ「くるみ割り人形」/第17章:引用を消化する-イタリア奇想曲、序曲「1812年」/第18章:抑圧と、そこからの解放!-交響曲第5番/第19章:テーマの吟味と、他社改訂への考察-ロココふうの主題による変奏曲/第20章「歳月」を描く-オペラ「エフゲニー・オネーギン」/第21章:名作には確固たる理由が-ピアノ協奏曲第1番/第22章:主人公に似て、思い悩み……-マンフレッド交響曲/第23章:組曲ならではの面白さ-バレエ組曲「眠りの森の美女」/第24章:死を前にした大傑作-交響曲第6番《悲愴》