目次
知識批判から女性の視点による近代観の創造へ
フェミニストによる知識批判 女性学 〈女の視座〉をつくる
社会思想批判 ジェンダー
男性中心主義 フェミニスト社会学のゆくえ
哲学への視座 フェミニズム理論と哲学
宗教へのフェミニスト・アプローチ 女性と仏教
労働と身体 生活資料の生産と生命の生産 女性史は成立するか
社会主義とフェミニズム マルクス主義フェミニズムとその理論的射程
エコロジカル・フェミニズムとマルクス主義フェミニズム エコロジカル・フェミニズムの地平をさぐる
フェミニズムにおける二つの「近代」 「近代」とフェミニズム
身体史からみる「近代」 身体史の射程
増補編1 モダンとポストモダン 家事労働という不払い労働 家父長制の物質的基礎
抗議を封じる構造 からかいの政治学(抄)
読み込まれる/反映されるジェンダー 科学知識とジェンダー(抄)
身体把握と性規範 身体的性差という虚構
「慰安婦」証言にはらまれる言説的権力 出来事の現実
増補編2 リベラリズムとフェミニズム 抽象的理念としての「自由」? リベラリズムの困難からフェミニズムへ(抄)
ジェンダー構造の変革と法 正義論における家族の位置(抄)