目次
序 論 西欧主義の脱構築
第1章 政治的人格の形成 1864年−1892年
1 生育環境/2 政治的古典との対決/3 政治史叙述の試み/4 学生組合への加入/5 軍隊生活の体験/6 ドイツ内政の考察
第2章 プロイセン・ユンカーとの対決 1892年−1904年
1 「非常に純粋なブルジョア」の貴族批判/2 ポーランド人農業労働者論の展開/3 取引所論の展開4/ フリードリヒ・ナウマンとの連携/5 フライブルク講演「国民国家と経済政策」/6 神経症の苦悩
第3章 ドイツの人間的基礎への批判 1904年−1914年
1 「市民層の封建化」論/2 「官僚制」論/3 アメリカ旅行による刺激/4 ロシヤ政治の分析
第4章 第一次世界戦争での奮闘 1914年−1918年
1 政治的学者の「出陣」/2 戦争目的論の展開/3 東中欧民族問題への取り組み/4 アメリカ合衆国参戦回避の運動/5 ドイツ帝国及び連邦諸国の内政改革構想
第5章 失意の死 1918年−1920年
1 ドイツ帝国の崩壊/2 ドイツ国民国家保全の闘争/3 ヴァイマール共和国の国制構想/4 最終局面
結 論 知性主義の逆説