目次
法制史 国王ヘンリ2世のConstitutionesとAssisaについて
『グランヴィル』の伝来状況
『ブラクトン』体系の構成・再論
ウスタシァの騒擾
国制史・行政史 ウイリアム征服王イングランド証書のなかの「偽文書」
Domina AnglorumとDominus Anglie
国王ヘンリ2世と『ヘンリ2世の事績録』
「ネイション=アドレス」再考
『天国の書』にみる13世紀のボローニャ
13世紀トリプロウ=ハンドレッドのレガリア、荘園領主裁判権、十人組
16世紀の財務府における会計業務と財政収支関係史料について
監察の史料と国教強制研究
社会史・文化史 「資料」が語る騎士の姿
ジェントリの家系文書群はどのようにして作られ、どのように使われ、なぜいま残っているのか
『マージェリー=ケンプの書』にみる史料解釈の問題点
『イングランド政策の書』にみる中世後期イングランドの政治意識
ソルボンヌ学寮図書館蔵書目録(1338年)とその世界
経済史 ドゥームズデイ=ブックに見る11世紀イングランド東部の王領地経営
ハイワース=ハンドレッド再論にむけて
最終和解譲渡証書について
西欧中世史研究会の歩み