目次
日本語版への序文
『ヘレニズム哲学』日本語版のための緒論
英語版第一版への序文
英語版第二版への序文
凡 例
第一章 緒 論
第二章 エピクロスとエピクロス哲学
(一)生涯と著作
(二)エピクロス哲学の射程
(三)認識論
(四)事物の構造
(五)原子の運動と合成物体の形成
(六)エピクロスの神
(七)魂、および精神の働き
(八)行為の自由
(九)快楽と幸福
(一〇)正義と友情
第三章 懐疑主義
(一)ピュロンとティモン――初期ピュロン主義
(二)アカデメイア派の懐疑主義――アルケシラオス
(三)アカデメイア派の懐疑主義――カルネアデス
第四章 ストア哲学
第一節 ストア、人物と資料
第二節 ストア哲学、研究範囲と展開
第三節 ストア派の論理学
(一)認識論
(二)文法と言語理論
(三)命題、および推論と議論の方法
(四)ストア派とヘラクレイトス
第四節 ストア派の自然哲学
(一)歴史的背景
(二)事物の構造――物体、プネウマ、構成要素
(三)混合
(四)カテゴリー
(五)原因――決定論、人間の行為、宇宙における悪
(六)魂、および人間の自然本性
(七)人間理性と情動
第五節 ストア派の倫理学
(一)部分と全体
(二)最初の衝動から徳へ
(三)善と優先的なもの(自然的な諸利益)
(四)徳の内実――完全な行為と中間的な行為
(五)ストア派の知者――徳の試金石
第五章 ヘレニズム哲学のその後の発展
(一)パナイティオス
(二)ポセイドニオス
(三)アンティオコス
(四)キケロ
第六章 ヘレニズム哲学と古典の伝統
註
訳者あとがき
アテナイ市街図
関連年表
文献表 追記(一九八五年)
文献表
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