目次
第Ⅰ部 進化の現場を探る
第 1章 東海丘陵要素の起源と進化(植田邦彦)
第 2章 太陽島の植物相と進化(伊藤元己)
第Ⅱ部 植物たちの生き方と進化
第 3章 種子散布の生物学(岡本素治・湯本貴和)
第 4章 植物進化における性の役割—ヒヨドリバナZにおける有性型と無性型の生態(渡辺邦秋・常見直史)
第 5章 植物の性表現—植物の性型システムとその進化(岡崎純子)
第 6章 植物の生長と繁殖に関する進化生態学の数理(巖佐 庸)
第Ⅲ部 種と進化
第 7章 湿潤熱帯の林床植物の集団の染色体変異—細胞分類学の1つの例として(岡田 博)
第 8章 アズキの栽培化—ドメスティケーションの生態学(山口裕文)
第Ⅳ部 繁殖生態の進化史
第 9章 分類群の認識の方法論—種より高次の分類が群の場合(田村 実)
第10章 木材解剖学—組織から木の進化を探る(高橋 晃)
第11章 種の形態学(戸部 博)
第12章 花粉形態—ミクロな形質の多様性(高橋正道)
第13章 分子データからみた陸上植物の系統(長谷部光泰)
第Ⅴ部 進化の現場を救うために
第14章 種の絶滅と保全生物学—水生植物を中心に(角野康郎)