目次
古代 法隆寺一切経と『貞元新定釈教目録』
甲賀宮・甲賀寺と近江国分寺
寺院配置からみる大津宮遷都
最澄と一切経
院政期の松尾社における一切経供養をめぐって
天満天神信仰の成立と変遷
「厭離穢土」考
『扶桑略記』と末法
報恩蔵の一切経について
中世前期 鎌倉における顕密仏教の展開
重源・鑁阿と勧進の思想
仏師快慶とその信仰圏
法然上人の生誕地について
證空の造形芸術と信仰
中世山門史料と善導
『方丈記』の深層
中世仏教における本尊概念の受容形態
古代・中世における別所寺院をめぐって
中世後期 中世の浄華院と金戒光明寺
地域権力と寺社
中世における寺社参詣と「穢」
豊臣秀吉と大徳寺
豊臣期所司代の寺社に対する職掌について
本願寺末寺年中行事の成立と意味
近世・近代 檀家制度の成立過程
徳川王権始祖神話の論理と性格
近世における修験僧の自身引導問題について
近世の念仏聖・大日比三師の福祉思想
真宗者による初期部落差別撤廃運動とその限界
山口講学場の教学と経営
花岡大学著『妙好人清九郎』の周辺
教化立体紙芝居の成立
