目次
プロローグ みんなのための教育
教育基本法についての少し長いコメント
I章 教師、学校、ネーションとはなにか
1教師の公的な役割とはなにか
戦前的「公」にかわる市民的「公」の論理の創出
2教師固有の権利をどう実現するか
教師の役割は新しい社会をつくる実験のガイド
3教師にとって学校とはなにか
国家社会の未来を実験し、民主主義を日常化する場
4ネーション(民族)とはなにか
「国家からの自由」と教育
II章 未来を決定する子ども、家族、学校
1大人ではなく、子どもが未来を決定する
市民社会を紡ぐ営みとしての教育
2現代の戦争と平和をどう教えるか
平和教育に悩むK・Sさんに答えて
3軍事社会と市民社会の岐路
家族の文化が市民社会を創る
4家族とは何か、親とは何か
家族は社会の変化や発達の大きな要因
III章 改革、または教師へ
1学校をどう変革するか
学校崩壊のなかで再生への提言
2教師の授業づくりは社会づくりのミクロな実験
M・Sさんへの返信 パーソナルな営みから公的なるものの形成へ