方法としてのフィールドノート

R・エマーソン／著 R・フレッツ／著佐藤郁哉／著

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詳しい情報

出版社: 新曜社(19981101)

ISBN-10: 4788506556 ISBN-13: 9784788506558

NDC(9): 361.9

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紹介

UCLAほか各大学の実習で練り上げられた文字どおりユーザーフレンドリーな調査必携。現場におけるメモ取りからレポートや民族誌を書き上げるまでの調査の全ステップを実例に即して詳細に説き，フィールドワーカーが突き当たる数々の疑問に答える。

◆目次◆ 第一章　民族誌的調査におけるフィールドノーツ第二章　現場で―参加し、観察し、メモを書く第三章　フィールドノーツを書きあげる（一）第四章　フィールドノーツを書きあげる（二）第五章　メンバーたちの固有の意味づけを明らかにしていく第六章　フィールドノーツを加工する第七章　民族誌を書く第八章　結論

前書きなど

◆本文紹介◆ フィールドワーカーの仕事は、現場に出かけていって他者の活動や日常の経験に密着するところにある。「密着」というからには、現場の人々の日常的な生活と活動に物理的にも社会的にも接近することが最低限必要となる。つまり、他者の生活における重要な場面や状況を観察し理解するためには、そのただ中に身を置くことができなければならないのである。しかし、密着ということには、これ以外にも、もう一つはるかに重要な要素が含まれている。フィールドワーカーは、他者の世界に対してより深く溶けこむことによって。重大な意味を持ちまた大切だと他者が実感していることを把握しようとするのである。（第一章より）

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