目次
序文
まえがき
訳者まえがき
第1章 ジェイ・E・ノフジンガー(医学博士)
しつけの原理 何が虐待であり、何が虐待でないのか
子育ての仕方−−何が有効で、何が有効でないのか
どちらの子育ての仕方のほうがよいか
正の強化−−どのように使うか
負の強化(しかること)−−罰の与え方
子どもへの現実的な期待と規則−−年齢や発達段階に即しているか
体罰−−体罰が適切なときとはいつか、体罰の使い方ガイドライン
第2章 ジェームズ・A・モンテリオン(医学博士)
身体にあらわれる虐待のサイン
子どものけがにまつわる事実
家庭での転落
皮膚の外傷
外傷のパターンと位置
溺死
窒息と乳幼児突然死症候群(SIDS)
頭の外傷
火傷
乳児揺さぶられ症候群(SIS)
乳児揺さぶられ症候群の2カ月児の事例
胎児虐待と新生児殺し
誤った申し立て
さいごに
第3章 カレン・M・ブライ(認定看護師)
行動にあらわれる虐待のサイン
虐待に特有な行動のサインと特有でない行動のサインの違い
行動に変化を引き起こす一般的なストレス
虐待に特有な変化
虐待に特有でない変化
さいごに
第4章 ジェームズ・A・モンテリオン(医学博士)
性的虐待
性的虐待の定義
なぜ子どもはねらわれやすいのか
加害者はどんな人たちか
子どもが性的虐待を受けていると言ったら、どう対応するか
子どもが虐待されているという疑いを持ったとき、どういうサインを見つけたらよいか
第5章 ウエイン・I・マンケル(臨床社会福祉修士)
ニグレクトと遺棄
ニグレクトの様相−−どのようなものか
物理的環境/栄養と健康ケア/子どもの成長と発達のためのサポート
ニグレクトの原因−−何がそうした行動を引き起こしたり、影響したりするのか
ニグレクトされた子どもの将来−−ニグレクトされたり遺棄された子どもはどうなるのか
家族の防衛−−チェックリスト
将来の希望
第6章 ビッキー・マックニース,イオード・A・ヘンダーソン(医学博士医)
子どもと話そう
性的虐待のダイナミックス
パーソナル・セーフティー・スキルを子どもにどのように教えるか
パーソナル・セーフティーの教授法
子どもが性的虐待を受けていたのではないか、という疑いをもったとき、何をすべきか
自分子どもが性的虐待を受けていることを知ったら、どう対処すべきか
さいごに
第7章
カレン・M・ブライ(認定看護師)
サポーティブな家庭環境を作る
サポーティブな家庭環境の作り方
サポーティブな家庭環境を作るためのテクニック
子どもと話すためのコミュニケーション・スキルのヒント
具体的な助言とカウンセリング
第8章
ペギー・S・パール(教育学博士)
子どもの養育者をどう選ぶか
関連情報の収集
家庭外でのケア
プログラムの比較過程
プログラムを見学行く/他に考慮すべきこと
親の関与と入所後の調査
関与し続ける(確かめ続ける)
自宅に来てもらう養育者の選択
パート・タイムの養育者の選択
さいごに
第9章
3人の近親相姦サバイバーの話
ジョンの話 ジョン・ボイアー
子どもへの性的虐待による影響 ステイシー・アン・ランナート
ある近親相姦の話 M・スーザン・クレメンツ
第10章
被虐待児の親たち
親たちが知っておくべき警告サイン ジョアン・ボイアー
性的虐待のサインとその見つけ方 デブ・アンダーウッド
第11章
ペギー・S・パール(教育学博士)
虐待防止
子どもへの社会の真剣な取り組み(コミットメント)
メディアの役割/子育てのための情報やサポートの提供/初めて親になった人たちのためのプログラム/子育てスキルを高める/児童虐待に影響する原因
知識は力なり
心理的虐待の防止
子どもケアの現場での安全
職員の審査(スクリーニング)と訓練/監督をする
法制度上での代弁者としての親
さいごに
第12章
マイケル・サリバン(刑事)、ジョー・ボバ・コンティ(刑事)
ベッキー・J・パワーズ、スコット・スキナー(FBI捜査官)
インターネット上での子どもの安全を守る
インターネットとは
インターネットを知る
インターネットの利用に伴う危険とは
子どもたちが直面する危険を、親はどのように少なくするか
小どもを保護するために親ができること
オンラインの活動にあなたが興味を持っていることを知らせる/オンラインを使用するときのガイドラインを決める/なぜチャット・ルームが子どもにとって非常に危険であるか/10代の子どもがオンラインで自分から危険なことをして楽しむことに対して、何をしたらよいだろうか/オンラインに不法なものが掲載されている場合、どうしたらよいか/あなたの子どもの安全を守るためには、どのようなテクノロジー(技術)があるか
訳者あとがき
索引
著者
編著者・訳者紹介