目次
編集責任:中村亨、丸野俊一、古川久敬
シリーズの刊行にあたって 安藤延男
総論 知と感性をそだてる 中村 亨
第1章 子どもはいま、そしてこれから
データにみる子どもの生活と意識 謝名元慶福
未来を描けない子ども 若林愼一郎
言葉をなくした子どもたち 阿部明子
子どもはこれからどう生きるか 深谷昌志
子どもの生活リズムの乱れとその回復 菅野 純
コメンタリー 丸野俊一
第2章 子どもの知・感性
子どもとファンタジーの世界−−「生きる」こと・「眺める」こと 守屋慶子
知恵と知能の発達 小嶋秀夫
学びを内側からつき動かすもの 鹿毛雅治
話す子・話さない子・話せない子 杉原一昭
知力を育む環境づくり 大島 純
コメンタリー 丸野俊一
第3章 子どもの悩みと心の教育
子どものストレス 赤坂 徹
学童・生徒における心の問題の現れ方−−抑うつとその自己評価尺度 中根允文
ストレスで「キレ」るイイ子の心の教育 宗像恒次
児童・生徒のいじめと自殺 勝俣暎史
学校におけるメンタルヘルスの課題−−学校心理学の枠組みから 石隈利紀
コメンタリー 丸野俊一
第4章 子どもを取り巻く人的環境はいま
「漂白されていく」子どもたち−−体験から知識へ 野田正影
親子の対話−−昔と今 伊藤友宣
子どもにとっての教師 深谷昌志
いじめのグループ・ダイナミックス 矢守克也
コメンタリー 古川久敬
第5章 子どもの知・心・体を育むには
子どもの権利−−その確立を求めて 岩本俊郎
子どもたちの声に虚心に耳を傾けよう 保坂展人
家庭での子どもたちの食と「共」育 足立己幸・武見ゆかり
子どもの体力と遊びとスポーツ 平野裕一
子育て文化への歴史的視点 小嶋秀夫
コメンタリー 古川久敬
あとがき 中村 亨
執筆者紹介
索引