目次
<侍臣>攷-古今和歌集歌人の官職と律令 新井栄蔵著. 「幽玄」の源流と平安文学への反映 梅野きみ子著. 『新撰万葉集』における「和」と「漢」-在原棟梁歌「秋風に綻びぬらし藤袴」を手掛りに 泉紀子著. 和歌と漢詩文-後拾遺時代の諸相 川村晃生著. 賀茂斎院の生活と文学-有智子内親王の漢詩と選子内親王の和歌 所京子著. 平安朝七夕考説-詩と歌のあいだ 吉川栄治著. 弓張月攷-「照る月を弓はりとしもいふことは」の周辺 丹羽博之著. 冬夜の詠-平安詩歌における「夜」の展開と貫之 三木雅博著. 平安朝漢詩文における縁語掛詞的表現 工藤重矩著. 王朝漢詩の表現覚書-王朝詩と白詩と 本間洋一著. 嵯峨詩壇の中唐詩摂取に関する試論-「落花篇」と韓愈 大塚英子著. 小野篁-承和期の文人の一典型として 藤原克己著. 紀長谷雄『競狩記』について 蔵中スミ著. 研究文献目録 中古篇 1(昭和四十年~昭和五十九年):p327~364