目次
和漢比較文学の諸問題 大曽根章介著. 和漢比較と漢和比較 坂田新著. 和漢比較文学研究史管見-昭和三十年代以後における一側面 金原理著. 漢文学と日本の叙情詩-言語と詩形を中心にして 小沢正夫著. 日本の神話と中国の文化-鳥船再考 福島秋穂著. 物語の先行文芸としての漢籍 目加田さくを著. 王朝和歌と漢詩文-古今集歌を中心に 渡辺秀夫著. 中世における源氏物語研究と蒙求 池田利夫著. 仏伝文学の中国的展開と日本的展開-悉達太子檀特山修行説話をめぐって 黒部通善著. 則天文字の成立とその本邦将来-『千唐誌斎蔵誌』拓影墓誌を中心にして 蔵中進著. 『幼学指南鈔』小考 山崎誠著. 白詩受容の一側面-神田本新楽府の訓みについて 津田潔著. 日本仏教における仏典引用と成文法-成賢作『臨終行儀』の場合 山田昭全著. <シンポジウム>和漢比較文学の構想 小沢正夫ほか述. 巻末:陽明文庫漢籍分類目録 松尾肇子編. 付:参考文献