目次
市民参加と誤判救済 体験的誤判原因論
虚偽自白の虚偽性がなぜ見抜かれないのか
冤罪者に対する賠償の法理
自白偏重から脱却するために
アメリカの刑事再審弁護士の定言
キャリア裁判官の刑事陪審観
「イギリス刑事事件再審委員会Criminal Cases Review Commissions」の現状と課題
陪審裁判と誤判
誤判と再審
刑事法と事実認定 実況検分調書問題と市民のための刑事司法
接見交通権の保障と新書の発受の秘密性
刑訴法三二一条一項二号書面の証拠調請求の時期的限界
刑事裁判と警察
事実認定における検証(特に夜間検証)の重要性について
裁判官の有罪願望と事実認定
草加事件の事実認定とその教訓
目撃供述の信用性と心理学鑑定
司法制度改革審議会「中間報告」の評価基準
犯罪論と被害者救済 犯罪論のあり方
名誉毀損罪における「真実性の誤信」の扱い
被害者の「自己答責性」と過失正犯
常習累犯窃盗罪における「常習性」
中止未遂の減免根拠をめぐる近時の理論動向
犯罪被害者の復権
被害者にやさしい刑事司法?
犯罪被害者の救済と破産手続