目次
法科大学院における刑事司法教育及び研究の在り方について
法制度比較の視座
窃盗犯人からの窃取と騙取
刑法の政策的基礎に関する一考察
犯罪の個数
最近の裁判例を中心に見た「薬物事犯の所持」について
児童ポルノ処罰とサイバー犯罪条約
有価証券のペーパレス化と奪取罪
東京高等裁判所の交通事故関係裁判例の動向
刑事訴訟法の構造素描
公訴事実の同一性に関する非両立性の基準について
訴訟の場から見る不可罰的事後行為
現行刑事訴訟法中の証拠法の制定過程と解釈
伝聞証拠についての覚書
覚せい剤使用罪における訴因の特定
違法収集証拠をめぐって
弁護士の押収拒否権と「捜索遮断効」
強制処分の「目的外流用」
再審請求における証拠の明白性判断
いわゆる「ボンド制」の刑事政策的意義
国際受刑者移送法について
防犯カメラの役割と設置の要件
犯罪増加社会と我が国の刑事司法
刑事事件の捜査および裁判における失敗と成功