目次
規範的危険概念への道程
わが国の客観的帰属論
臓器移植における「提供意思」について
スポーツ障害の刑事責任
誤想過剰防衛に関する覚書
予防防衛について
強要による行為について
責任、統合予防そして行為者-被害者-仲介・和解の刑法理論的位置価値
「精神障害」と刑事責任能力:再考・再論
「原因において自由な行為」小考
原因において自由な行為の仮象問題と現実問題
意識の明瞭性の欠落と未必の故意
間接正犯の錯誤と刑法38条
過失犯の共同正犯
続「共犯と身分」再論
牽連犯
障害概念の再検討
個人的法益としての「名誉」概念
親族間の財産犯罪
多衆不解散罪の本質
国会議員の職務権限
ラートブルッフ/グヴィンナー「犯罪の歴史」について
刑法犯の秩序違反の違いについての一考察
人クローン個体産生罪について
診療の補助行為と刑事規制
麻薬特例法における「不法収益」の没収・追徴について
捜査官の欺罔による「承諾」と手続の適正
軽微犯罪の逮捕・勾留と事件単位の原則
わが国の刑事訴訟法は実体的真実主義を採用していない
精神的に問題のある被告人等のための特別法廷
児童虐待への社会的対応システムの構築に向けて