目次
論文編 「読書」とゲーテーゲーテはどのような読者だったかをあとづける作業の端緒として 半田恭雄著. ゲーテの『イフィゲーニエ』成立の基盤 井口正臣著. ゲーテとシラー-シラーの『エグモントについて』をめぐって 松山雄三著. ゲーテの芸術論の視座 森淑仁著. 偶然への対処-『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』におけるフリードリヒについて 長沼敏夫著. グリム兄弟とゲーテ 佐々木克夫著. 『さすらい人の嵐の歌』における近代性について 佐竹正一著. 『イフィゲーニエ』-救済の問題について 清水純夫著
翻訳編 組織されてゆく読者たちー十八、九世紀のドイツにおける読書サークルの流行 R.エンゲルジング著 半田恭雄抄訳. シラー追想講演 J.グリム著 佐々木克夫訳. 『若いヴェールターの悩み』 J.ミュラー著 清水純夫訳. 『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』における喜劇的なるもの H.ライス著 長沼敏夫訳. ゲーテとシラーの実りの多い誤解 E.シュタイガー著 松山雄三訳. 文学における象徴(一九三九年ベルン大学において行なわれた学術講演) F.シュトリヒ著 井口正臣訳. ゲーテの形而上学 F.ヴァインハンドル著 森淑仁抄訳. ゲーテ関係年表(ゲーテ年譜・研究書誌年表),ゲーテ著作集、全集一覧・邦訳ゲーテ全集:p372~394