目次
第3巻のためのプロレゴメナ (小林康夫)
I 身体の転換
ヒステリー的身体の夢 身体論のゆくえ (石光泰夫)
アレゴリー的身体 人形装置と『聖なる憂い』 (香川 檀)
墜落した身体のマゾヒズム 反復強迫と死の欲動の間で (松本由起子)
身体なき眼差しと世界の「肉」 体外離脱のパラ現象学 (小林康夫)
II 身体の諸次元
ことば化される身体 スタニスラフスキーとスターリン文化 (浦 雅春)
足と手のモダニズム 『チャタレイ夫人の恋人』論(大久保 譲)
オペラ—声—女性 《ルル》を見るための試論 (長木誠司)
免疫的生態と「身体」の接触 (田中祐理子)
抵抗する衣服,あるいは未熟な身体 コム・デ・ギャルソンのセクシュアリティ (平芳裕子)
III 舞台上の身体
「日本的なもの」を脱構築する 現代日本演劇におけるローカリティとハイブリディティ (内野 儀)
ダムタイプ S/N:シグナルとしての身体/ノイズへの礼賛 (恵子・クルディ 阿部崇・戸田知子訳)
失われた体を求めて 芝居見物の考古学序説 (パトリック・ドゥ・ヴォス)
風の世阿弥 (松岡心平)