『通議』(つうぎ)は、頼山陽による漢文体の日本の政論書である。全3巻。頼山陽が得意とする史論の体裁を採りながら、彼の政治・法律思想の根幹にある「勢」とこれに付随する「権」と「機」について説きつつ現状の政治の得失について説き、更に今後の日本のあるべき姿について政治・経済・軍事の各面から論じた。