石鼓文(せっこぶん)とは、唐初期に鳳翔府天興県三疇原(現在の陝西省宝鶏市鳳翔区)で出土した10基の花崗岩の石碑、またはそれに刻まれた文字をいう。現存する中国の石刻文字資料としては最古のもので、出土した当時から珍重され、現在は北京故宮博物院に展示されている。