『漱石氏と私』は日本の俳人、高浜虚子が1918年1月(夏目漱石の没したのは1916年12月)に出版した回想録である。漱石から虚子への書簡を紹介し、明治30年から虚子が中心となって発行した『ホトトギス』で漱石が小説家として脚光をあびる前後の経緯などが紹介される。