官職要解(かんしょくようかい)は1902年に、和田英松が刊行した日本の前近代の官職の沿革について述べた本である。和田は日本の国史・国文学を学ぶ上で官職制度の変遷とその内容を知る必要があるにもかかわらず、適切な解説書が無い事から、1900年以来『国語漢文講義録』誌上で連載していた「官職講義」を増補・修正する形で1902年9月に明治書院から刊行された。